不動産業界におすすめの決済サービス5選

不動産業界のIT化は遅れていると言われています。家賃や管理費の支払い方法で最も多かったのが、口座引き落としの49.2%。それに対してクレジットカード払いはわずか11.7%そんな不動産業界にも決済ツールの導入を促進する時代がやってまいりました。

目次

不動産業界の決済事情

2019年10月に施行されたキャッシュレスポイント還元事業。特にQRコード決済の認知度は高まり、登録ユーザー数も増えていることから、これを取り入れる企業や店舗が増加し、日本全国でキャッシュレス決済の普及が加速しています。

そんな流れのなか、今も口座振込の慣習が根強く、キャッシュレスが普及していない不動産業界。そんな不動産業界でも、キャッシュレスで家賃や管理費などを支払いたいという要望が増えています。

そこで本記事では、不動産業界におすすめの決済ツールを5つご紹介します。

直接契約でなく、決済サービスを使う理由

オンライン決済サービスを導入する方法は大きく分けて「決済代行サービスを利用する方法」と「各カード会社と直接契約する方法」の2つがあります。

各カード会社と直接契約する方法では、利用したいカード会社それぞれと契約を結ぶ必要性があります。カード会社は、それぞれ手数料や利用人数などが異なるため、検討をするのが大変です。また、カード会社と直接個別に契約をするためには独自の手続きや審査があり、とても大変な労力と時間を使われることでしょう。

その点、決済代行サービスを使うことで、一個のサービスを契約するだけで複数の決済方法を用いることが可能になり、スムーズな導入が可能になります。次章で決済サービスを利用する利点をより詳しく見ていきましょう。

決済サービスを導入する利点とは?

決済の導入、運用の手間が省ける

前章でも解説しましたが、決済の導入や運用がスムーズに行うことが可能になります。決済代行会社があらかじめ導入企業のニーズに応じた接続方法を用意しているため、自社サービスとの連携のための開発が簡単になります。

決済導入後のシステムの運用やトラブルの発生時のサポートなども厚く、日々の運用時も安心で快適な運用が可能です。

コスト削減

企業、および個人は、非効率的な現金支払いを行ったり受け取ったりするために時間とリソースを浪費しています。デジタル決済を迅速かつ効率的に行うことができる点や、導入コスト、運用コストなど全体的なコストを削減することが可能になります。

また、サービスにもよりますが、開発側の目線で見た場合には、開発コストが非常に低く抑えられるという点も大きなメリットと言えます。開発ドキュメントや拡張性が充実しているものが非常に多く、マーケターとしても自信を持って社内プレゼンできるでしょう。

安心なセキュリティ

決済代行会社は強固なセキュリティ対策を行っています。決済代行会社にクレジットカード情報を管理してもらうことにより、事業者はカード情報非保持化を達成できます。

さらに、3Dセキュア、セキュリティコード認証といった本人認証や不正検知サービスなどのセキュリティオプションを提供している決済代行会社もあり、安心して決済代行サービスを導入することができます。

経理作業の負担軽減

それぞれの決済サービスと個別に契約する場合、各社一社ごとの支払サイクルで入金されます。これに対し、決済代行会社経由で各決済サービスと契約する場合には、全ての決済手段の入金サイクルが決済代行会社を通じて一元化されるためキャッシュフローを統一し、経理作業を簡易化することができるメリットがあげられます。
銀行口座の入出金やクレジットカードの利用履歴などを、会計ソフトに入力する手間は、経理業務の中でもかなりの割合を占めていると思います。クラウド会計ソフトを用いれば、ネットバンキングやカード会社のデータと自動的に連携して明細を取得するよう設定が可能です。

ぜひ、決済サービスを導入してみてはいかがでしょうか?
それでは、どのようなサービスがあるのか次章で見ていこうと思います。

おすすめ決済サービス5選

PayPal

https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal

PayPalは安心・安全な決済サービスを提供してくれるサービスです。

オンライン上でデビット・クレジットカード・銀行決済をかんたんに受け付けられる決済サービスです。ペイパルが買い手と売り手の間に立って決済を行うので、売り手には支払い情報を伝えずに安全に支払いをすることが可能となります。

エンドユーザーのPayPal使用料金は基本無料です。決済導入側は、支払い1件あたりにつき2.9%+40円の料金がかかります。アカウント開設費、初期費用、月額手数料、引き出し手数料などはすべて無料となっています。導入コストがかなり低く、導入障壁が少ないのが特徴です。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

Stripe

https://stripe.com/jp

Stripeはインターネットで商品取引を行うための最もパワフルで柔軟なツールを提供しています。

お客様が定期支払いサービス、オンデマンドマーケットプレイス、E-コマースストア、クラウドファンディングのプラットフォームのいずれを作成していても、Stripeの精密に設計されたAPIと比類のない機能は、お客様がユーザー向けに最高の商品を作り出すうえで役立ちます。

何百万もの世界の最先端企業が Stripe をベースにビジネスを構築することにより、より迅速に、また効率的に成長することが可能です。

Stripeの最大の導入メリットは圧倒的な導入スピードと言えるでしょう。Stripeの導入を決めてから、本番決済までを1日で完了させることができます。また、手数料が安いことと、日本語でのサポートが受けられることも大きなメリットでしょう。ただ、デメリットとしてJCBが使用不可などの問題はあるようです。

料金体系は、1回の決済ごとに3.6%とかなり安価です。初期費用、月額費などもなく、圧倒的なスピードで支払いの管理に必要な機能を実装することができるでしょう。

freee

https://www.freee.co.jp/

誰でも使える&経営状況が見えるクラウド会計freee業界内では知名度の高いfreee。その利点を以下に記します。

簿記・経理知識不要で使える簿記知識がなくても、直感的な操作で簡単

わかりやすく、ガイド付きでミスなく使用することが可能です。さらにfreeeに搭載されている「自動で経理」機能を使用することで、入力作業自体が不要になります。

充実したサポート

初めて経理をする際はたくさんの質問が出てきます。freeeでは、充実したサポートを受けることが可能です。しかも、料金は一切不要で安心のサポートを受けることができます。

税理士との連携も簡単

freeeはクラウドですので、税理士との画面共有も簡単です。たくさんの書類を印刷し、電話や対面で時間を取る必要はありません。全国に認定アドバイザーと呼ばれる会計freeeに強い会計事務所は7,900以上存在し、新しい税理士を探すことも簡単。

料金プランは、ミニマムプランが1,980円から利用が可能で、もっとも選ばれているベーシックプランでは3,980円となっています。利用人数や、機能、サポートのレベルによって値段が変わります。より高度な財務・経営管理、ERP機能を求めている方はプロフェッショナルプランが用意されています。価格は39,800円です。

はじめて経理を行うのであれば、クラウド会計freeeが一番適していると言えます。30日間の無料プランも用意されていますので、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。

ClickPay

https://www.clickpay.com/

不動産管理者向けのマルチファミリーおよび商業用不動産支払いソリューションに焦点を当てており、オンラインの請求書支払いやロックボックス機能を含む複数のソリューションを提供しています。

また、ClickPayは資産管理および会計サービスと統合するAPIサービスを提供し、資産管理者が投資の財務状況を最新に保つための情報の交換を容易にします。

プロパティが設定されると、テナントは、ClickPayのオンラインポータルを介して、家賃、一般的な料金、および各種の建築費を支払うことができます。

料金はお問い合わせとなっております。

PayLease

https://paylease.com/

こちらを使用すると、家主は、不動産管理者向けの一連の金融サービスを通じて、一戸建ておよび複数世帯の投資から物件を管理できます。

SaaS製品には、公共料金の支払いと居住者の請求をプラットフォームに統合するオプションもあります。これにより、純営業収益のスナップショットを簡単に作成できます。ユーザーはこのサイトを使用して、住宅所有者協会の請求書を支払うこともできます。

料金はお問い合わせとなっております。

良い口コミ

PayPal

Paypalはオンラインで決済するのに最も安全な方法です。使いやすさ、そしてオプションとしてそれを備えたウェブサイトがいくつあるかあるので、私は本当に感謝しています。ビジネスのすべての段階で推奨します。私の最もよく使用しているオンライン決済プラットフォームです。

PayPalは、私が獲得してきた支払いを受信し、送信するための最高のプラットフォームです。私は、プラットフォームのインターフェイスが理解するのは非常に簡単であることが好きで、あなたは、ホームページ上のメニューをスクロールして、すべてのオプションを見つけることができます。

PayPalのもう一つの非常に顕著な利点は、あなただけのデータを送信または受信するために電子メールを必要とすることです。さらに、私たちは支払いについて話をすれば、私は私のクライアントにワンクリックで支払いを行うために支払い要求を送信することができます。

Stripe

Stripeはお客様の支払いを簡単に処理するのに役立ちます。購入体験を簡単にできると、お客様は私たちのビジネスに感謝し、Stripeは私たちとお客様を支援します。セットアップは簡単で、Stripeゲートウェイは最初から完璧に機能し、サポートに連絡する必要はほとんどありませんでした。

EコマースウェブサイトやPOSのための決済ゲートウェイといえば、非常に多くのオプションがあります。Stripeの一番の利点は、使いやすくセットアップが簡単で、さらに重要なことは、オンラインでのeコマースの支払いと店頭POSのためのアカウントを1つ持つことができ、それに必要なすべての機器が揃っていることです。

freee

とにかく、考えずに操作することに特化している。自動化を意識した資金の動きを考えると必然的に現金での支払いはやめたくなる。つまり、キャッシュレスが当たり前で、そちらの方がクリーンな経営が身に付く。

複式簿記の概念がないような人であっても、家計簿のように直感的に入力していけて、集計も自動でデータが出力されるので便利。

経理等やったことなかったのですが、特に難しいことは無く操作する際に迷うことはありませんでした。確定申告も質疑応答形式で行うことができるため、楽しんで行うことができました。

ClickPay

現在、Click Payによる支払いを受け付けており、オンラインの家賃の支払いが可能です。為替や小切手による支払いの排除に取り組んでいます。

次の月には、現金、為替、小切手による家賃の支払いはなくなります。

Click Payの文化はリラックスしていて、不動産業界についてもっと学ぶことができます。担当する部門に応じて、居住者、プロパティマネージャー、またはサードパーティベンダーと協力する場合があります。あなたは多くのことを学びます。

PayLease

Payleaseの最も優れた点は、居住者がログオンしたとき、支払いエラーを受け取ったとき、NSF /返済された支払いがあるときを明確に確認できることです。アシスタントマネージャーとして、支払いが行われたタイミングとバックエンドで何が起こっているかを追跡するのは非常に簡単でした。

Payleaseは、住民がオフィスに小切手や為替を持参して支払うことができない場合に時間を節約するのに役立ちます。彼らは、いつでもオンラインで支払いをし、定期的な支払いを設定するためにあなたの当座預金口座を使用することができます。

悪い口コミ

PayPal

お金の取り扱いにいくつかの制限があり、多くの場合PayPalは詐欺の疑いによってアクションをブロックし、アカウント所有者がそれを直す可能性が制限されます。

Stripe

金融/銀行ネットワークへの変更から可能な限りクライアントを守るために最善を尽くすので、これは必ずしもStripeのせいではありませんが、APIが更新されると、これらの変更に追いつくのが難しい場合があります(たとえば、プライバシーの変更、払い戻しポリシーの変更など)。

freee

複雑な会計処理をすると枠外処理になって、何年も実会計との差が出てしまうことと、弥生会計しかしたことない人は処理できないとめんどくさいことになるので、そこの差分処理を埋めて欲しい

ClickPay

不満を言うためにカスタマーサポートに連絡したところ、彼らの返答は基本的に「何も問題はありませんでした」でした。サービスの品質を向上させるためにユーザーの意見に耳を傾ける責任や意欲は認められませんでした。

PayLease

私はPayleaseで正直に言いたくないことはありませんでしたが、直接作業する従業員は、請求のユーティリティ部分が住民に請求書を出すのに時間がかかると言っています。私たちは請求日を選択しているので、私はそれを問題としては見ていません。

まとめ

いかがだったでしょうか。不動産業界の決済事情や決済サービスを導入する利点について、少しでも興味を持っていただければ幸いです。

今回ご紹介した、5つの決済サービスをぜひキャッシュレス導入の参考にしてください!

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