こんにちは!今回は「freee会計」とZeroOneのAPI連携についてご説明します。
「freee会計」を活用されている経理の皆様・面倒な経理業務を自動化したい皆様は必見です!
本記事の成果物
本記事の成果物はこちらです。
- 「freee連携」ボタンをクリックすると、freeeの連携許可ページに遷移
- freeeのページで連携許可すると、ZeroOne上のページに自動で戻る
- freeeとAPI連携するための情報(アクセストークン・リフレッシュトークン)がZeroOne内に格納されている
5分程で実装が完了する簡単な内容ですが、これだけでfreeeとAPI連携できる状態になります!
※API周辺の用語が分からなくても、手順をそのまま再現いただくだけで実装が完了します。
※技術の詳細に関する理解は不要ですので、フルコードエンジニアではない皆様も安心して先にお進みください。
OAuth2.0とは?
OAuth2.0とは、WebサービスをAPI連携する際に利用される認証の仕組みです。
従来のOAuth1.0は、処理の複雑さ・セキュリティの低さ等の多くの問題を抱えていました。そのため、最近では多くのWebサービスがOAuth2.0に対応しています。
一度ZeroOneでOAuth2.0を実装できるようになると、Zoomやslack等のあらゆるWebサービスとの連携アプリを開発できるようになります。実装はとても簡単なので、この記事を参考に是非開発してみてください!
実装①前準備
①freeeでのアプリケーション作成 (30秒で完了)
このURLの「1.セットアップ」を実行し、今回作成するアプリ情報をfreeeに登録します。
これにより、freee APIを利用するのに必要な情報(クライアントID・クライアントシークレット)を発行できます。
②ZeroOneでのfreee連携の有効化 (30秒で完了)
ZeroOneからOAuth2.0でfreeeに接続するための設定を行います。
ZeroOne「設定-認証」でOAuth2.0でZeroOneが連携できるサービス一覧を確認できます。
freeeを有効化し、①からクライアントID・クライアントシークレットをコピー&ペーストしてください。
③freeeでの「コールバックURL」変更 (30秒で完了)
最後に、freee「基本情報」のコールバックURLを②に記載のコールバックURLに変更してください。
実装②デザイン
今回は簡単にボタンを1つだけ設置します。 (1分で完了)
「このボタンをクリックすると、freeeの認証ページに遷移」ことを実現する実装をこの後の実装③ワークフローで行います!
実装③ワークフロー
ボタンをクリックすると、OAuth2.0認証が実行されるワークフローを構築します。 (1分で完了)
Step1: ボタンを選択。ワークフローの右側にある「+」をクリックし、TRIGGERを作成
Step2: 「OAuthサインイン」ACTIONを選択。さらに、プロバイダー「freee」を選択
Step3: 「ボタンクリックのTriger」から「OAuthサインイン」に線を結ぶ
実装: 動作確認
以上で完了です。
「freee連携」をクリックし、freeeのページで認証を行なった後、自動的に元のページに戻ってこれば実装成功です。
これにより、ZeroOne内部にfreeeにアクセスするための情報(アクセストークン・リフレッシュトークン)が格納されます。
※freeeにアクセスするための情報(アクセストークン・リフレッシュトークン)を使用し、API連携する方法は次の記事でご説明します。
まとめ
今回は、「freee会計」からAPIでデータ取得するための準備として、OAuth2.0連携の実装を行いました。
次回は、今回取得したアクセストークン・リフレッシュトークンを用いてfreeeとAPIで連携する方法をご説明します。
ZeroOneを使えば、簡単にOAuth2.0を実装できることがお分かりいただけたのではないでしょうか。今回は「freee会計」についてご説明しましたが、OAuth2.0を使えば様々なWebサービスとの連携を簡単に実装できます。
ZeroOneを使い、あらゆるWebサービスと連携するアプリを是非開発してみてください!
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