RPAによるDX化|電気の地産地消|【株式会社フューチャー・リレーション】

「RPAは万能ではない」「1/4をRPAが作業して、その1/4のちょこっとした部分が人間の手助けであり、効率化に繋がっていく」と仰っていたのはインタビューにお答えしていただいた、株式会社フューチャー・リレーション代表取締役社長 古川雅純様です。

インターネットを通じてターゲットとなるお客様の探索や、大量の明細書等の送付を自動で行っているようです。

電力会社の業務自動化を今後どう行っていくのか以下まとめました。

目次

インタビュー先情報

会社情報

「日本の未来のために再生可能エネルギーの発電比率を飛躍的に高めて、エネルギー自給率を向上させ、日本のエネルギーシフトを実現します。

そして、世界の未来のために再生可能エネルギーのインフラをアジアに提供していき世界中のエネルギーシフト実現に貢献いたします。」

「地域の電力は地域で消費する。オフグリッドの住宅の普及から地域の地産地消エネルギーまでロスの少ない電力インフラを創り、ローコストエネルギー社会を実現いたします。」

出典:株式会社フューチャー・リレーション 公式ホームページ 企業理念

インタビュー者:代表取締役社長 古川雅純様

導入事例

LINE

導入背景

社内でのやり取りはLINEが中心でやっています。

SaaSの中でも社内ではLINEによる反応が最も早いことがわかりました。

素早く対応したい時が業務では多いのでLINEを導入し、活用しています。

また、太陽光を設置していただいたお客様のアフターフォローにも使用しています。

使用方法

主に社内連絡用に使っています。社員同士だったり、たまに取引先の相手とも気兼ねなく話せる相手でしたらLINEを起用しています。

また、お客様には、LINEアカウントを作成して登録していただき修理対応が必要になれば連絡を連絡を頂けるように声をかけております。

課題達成

気になったり、スタッフにやってほしいことがあれば素早く連絡を取ることができるようになりました。

お客様とは、密に連絡を取り合えるようになり、問題があれば迅速に対応できるようになりました。

良かった点

連絡を取りたい相手から素早く返事がもらえるようになった。 お客様のニーズにより迅速に対応できるようになった。

悪かった点

特になし

RPA

導入背景

積み重なる明細書等の処理で社員の働く時間が長くなっていたので、できる限り業務効率を必要がありました。

その際人間の代わりに単純な作業をこなしてくれるRPA(Robotic Process Automation)が役立つことが分かったので導入を進めております。

使用方法

ターゲットとなる見込み客をインターネット上から探したり、お客様へメールや請求書を送ったり等の単純な業務をRPAにやってもらったりしています。

課題達成

完全に自動化できているわけではないが、大量の書類の処理をある程度RPAによる自動化で社員の作業時間の削減が実現した。

良かった点

業務の効率化が進んだ。

悪かった点

あらゆる業務を全て簡単に自動化はできない。 業務を切り取って少しずつRPAに任せる必要がある

気になった点についてご質問させて頂きました!

今後考えていらっしゃる事業としては何かございますか?

今ずっと事業として携わっているのは、太陽光発電や再生可能エネルギーです。 今回の新電力の会社は発電所はほとんど持っていません。

しかし、最近ようやく日本政府が再生可能エネルギーも主力電源化していくという流れとなってきました。

弊社としてはこれをビジネスとして形にしていくのが一番命題となっています。

再生可能エネルギーって今はちょっと高いようなイメージを持たれていますが、原材料が自然のエネルギーなので、正直元を正すと無料です。

その無料の原材料を使ってエネルギーをローコストにしていくっていうのが1つの自社の役割であり、今後それをビジネスに落とし込むことを目標としています。

また、エネルギーとは別に、農業や水産業にも最近は興味があります。

弊社は電気の地産地消という課題を取り取り組んでいますが、そういったとこも含めては社内だったりお客様だったりが、食料の確保なども含めてできる環境作りをしていきたいと思っています。

それは事業と言うかというよりは、社会のインフラとしてそれが成り立つ状況をつくる、なおかつ、お客様に対してもサービスの一つとして提供するような電力の会社を目指していきたいです。

最後にDX化に取り組もうと考えている方にアドバイスを一言お願いします!

RPA等の自動化技術は業務を効率化するのに便利ですが、万全ではありません。

見込み客を探すにしても、書類を送るにしても、新技術を扱うにはまず小さなことからセッティングを初めて、ちょっとずつ人間のように仕事をさせなければなりません。

全て機械にやってもらうのではなく、まず1/4でもいいから機械ができるようにする。

その後、人間が調整をしながら機械の作業の割合を増やしていく、こういう積み重ねが大事です。

RPAはコストもそこまでかかるものではありません。しかし、人間は疲れもするし、簡単に増やせるものでもありません。

今後もできるだけRPAを通じて機械に仕事を任せられるようにしていきたいです。

この記事に登場したSaaS

LINE

私たちは、単に世界共通に画一化されたグローバルサービスではなく、各国毎の多種多様な文化・慣習を尊重し、「サービスをカルチャライズ(文化化)」していくことこそがその国で、その土地で、サービスを真に根付かせ、 成長させていくために大切なことだと強く信じています。

これから、モバイルメッセンジャーとして誕生したLINEは、モバイル上のユーザーニーズを統合的に解決していく、スマートポータルへと進化していきます。

人や情報/コンテンツ、オンライン/オフラインサービスなどあらゆるものとユーザーがいつでも、どこでも、最適な距離でシームレスに繋がっていく、LINEを入り口として生活の全てが完結する世界の実現を目指していきます。

LINEは、あなたと世界をつなぎ、毎日を共に過ごしてくれる、そんな、家族や友人のような存在になりたいと思っています。

出典:Line株式会社公式ホームページLINEの企業理念

この記事に登場したツール

RPA

RPAは業務の粒度や優先順位、コストがROI(投資収益率)に見合わないなどの観点からシステム化が見送られてきた手作業の業務プロセスを、作業の品質を落とさず、比較的低コストかつ短期間で導入できるという特徴があります。

具体的な適用業務としては、帳簿入力や伝票作成、ダイレクトメールの発送業務、経費チェック、顧客データの管理、ERP、SFA(営業支援システム)へのデータ入力、定期的な情報収集など4、主に事務職の人たちが携わる定型業務があげられます。

出典:総務省 RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)

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