Glide、Adalo、bubbleとは?アプリケーション開発向けノーコードツール3つを比較

「ノーコード」という言葉を耳にする機会が増えてきましたが、具体的にどんなツールがあるのか、どう使えばいいのか分からない方も多いと思います。

そんな方々へ向け本記事では、Glide、Adalo、bubbleの3ツールについて紹介します。

目次

プロダクト紹介

これら3つは、ノーコードツールの中でも、アプリケーション開発に特化したツールとなります。

「アプリケーション」はいわゆる対話型サービスであり、ユーザーによる検索、クリック、購入などの操作を伴います。

よく比較させる「Webサイト」は、前述のような動きがなく静的で、主に情報をユーザーに提供するためのページです。

こちらはWebflow、STUDIO、Wix、WordPressなどのツールがあります。

また、アプリケーション開発ツールとしては他にも、国内産のYappli、kintoneや、AppSheet(Google)、PowerApps(Microsoft)、Honeycode(Amazon)など、大手企業によるサービスも存在します。

これらが比較的、業務用として使われやすい中、Glide、Adalo、bubbleはデザイン制作にも優れており、カスタマー向けのアプリケーションを作りやすいです。

本記事ではこれら3つにフォーカスし、それぞれの特徴、および使い分け方を紹介します。

1.Glide

Glideは、スマホ用のアプリを作ることができるサービスです。

その最大の特徴は、データベースをGoogleスプレッドシートとしていることです。

スプレッドシート(Googleが提供する表計算ソフト)やMicrosoftのExcelと互換性あり、既存のスプレッドシートを読み込んでアプリ化することもできるため、データの可視化に向いています。

また、豊富なテンプレートも用意されており、目的に合わせて内容を変更するだけでアプリを作成することも可能です。

スプレッドシートをデータベースとし、アプリが出来上がる

Glideで作成できるアプリは、PWA(Progressive web application)と呼ばれるものです。

Apple StoreやGoogle Storeからダウンロードし、スマホ上で動く「ネイティブアプリ」とは異なり、あくまでWeb上で動くアプリケーションとなります。

しかし、ブラウザの枠が消えたり、プッシュ通知を実装できたりと、その見た目や使い心地はほぼネイティブアプリと変わりません。

Android用、iOS用と分ける必要もないため便利で、近年注目されている技術です。

iPhoneの場合、「ホーム画面に追加」を行うことで、PWAとして動くようになる。

2.Adalo

Adaloは、スマホアプリおよびPC用アプリを作成できます。

Adaloの特徴は、見た目のイケているアプリを手軽に作れるところです。

ボタンや画像などをマウス操作で直感的に配置していきますが、その見た目は各端末向けに洗練されています。

また、アプリのテーマカラーを2色選択すると、アプリ全体を自動で配色してくれます。

更に、チャット、予約アプリなどのテンプレートも用意されています。これらのおかげで、初心者でもイケているアプリを作りやすいです。

チャットアプリのテンプレートを開いた状態。既にオシャレな感じです。

アプリをカスタマイズする際も、Adaloは初心者に優しく直感的に扱えます。

特にページ遷移のデータを受け渡す設定は、初心者がつまづきやすい箇所のひとつですが、Adaloは前後のページから判断し自動設定してくれます。

それらしく動くようにサクサクと形にしていけるところも、Adaloの魅力です。

チャット一覧ページから会話ページへの遷移アクション。Linkと遷移先ページを選択すれば簡単に設定できる。

また、3ツールの中で唯一、iOSやAndroid用のネイティブアプリ化にも対応しています。

各ストアからダウンロードする従来型のアプリを作りたい方は、Adaloを選択することになります。

3.bubble

bubbleは、Web上で動くWebアプリケーションを作成できます。

今回の3ツールの中では、最も自由に作り込むことができ汎用性が高いです。

TwitterやInstagramのようなSNS、Youtubeのような動画配信プラットフォーム、Amazonや楽天のようなECサイトなど、あらゆるサービスを、コードを書かずに構築することができます。

ただしその分、デザインやデータベース構築などの知識が必要となり、初心者にとってはハードルが高く感じられます。

それでもイチからプログラミングを学ぶより低コストなので、作りたいアプリが定まっている場合は学習する価値のあるツールです。

筆者が作成した、飲食店のテイクアウト情報を掲載するWebアプリ。店舗側が会員登録し、自由に掲載・編集することができる。

エディタ画面。クリック操作でテキストや画像を配置する。左側のDesignタブ、Workflowタブ、Dataタブを主に設定していく。

また、bubbleで作るWebアプリは、レスポンシブデザインに対応しています。

これを設定することで、PCでもスマホでも、画面幅に応じて丁度いい見た目で表示されるようになります。

ノーコードツールの選び方

3つのツールを紹介しましたが、それではどのツールを使えばいいのか。結論としては、初心者はまずGlideまたはAdaloをオススメします。

これら3つを、開発難易度が高い順に並べると「bubble > Adalo > Glide」と言われています。

また、表現できる内容・自由度の高さは「bubble > Adalo > Glide」となります。

「開発難易度」と「自由度」は相反するもので、両立は難しいです。初心者の場合、自由すぎることで何をしたらいいのか分からず、挫折してしまうことが多いです。

よってまずはGlideのテンプレートを見て、自分の作りたい形に似たアプリがないか見てみましょう。

もし理想の形が見つかれば、手早く形にすることができるでしょう。

デザインにもこだわりたい場合などは、次にAdaloのテンプレートを見てみましょう。そして更にこだわった機能を実装したい場合には、最後にbubbleを検討してみましょう。

また、各ツールの特徴から選択することもできます。

Excelやスプレッドシートの情報を活用したい場合はGlide。ネイティブアプリ化したい場合はAdalo。レスポンシブデザインにしたい場合はbubble。

各ツールでできること・できないことを見極めることが大切です。これは自分で調べてもいいですし、SNSやオンラインサロンにて相談すると早くて確実です。

NoCodeCamp:国内最大規模のノーコード専門オンラインサロン

筆者も質問を受け付けているので、もしノーコードに興味のある方はお気軽にご相談ください。

また、作りたいアプリがどうしても複雑だったり規模が大きいと、開発が困難になります。

そんな方へ向けて、本メディアを運営しているファウンダーズ株式会社では、主にbubbleを用いた受託開発を行っています。

こちらからご相談ください。

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