発注者も必見!ノーコードツールで開発を行うメリット13個

コードを書かずにアプリ・ホームページが作れるノーコードツール。

非エンジニアでもオリジナルアプリを作ることができ、これまでの常識を覆すようなツールとなっています。

当然自分で学習し、思い描くアプリを開発して形にするのもよし。

あるいは高クオリティに仕上げるには専門知識が必要となるので、ノーコードツールを使いこなすエンジニアに相談し、受託開発依頼をするのも選択肢の1つです。

この場合、発注者にとっても様々なメリットがあります。

受託も含めたノーコードツールでの開発は、従来のコードを書く手法と比べ、開発者にとっても発注者にとっても多くのメリットがあります。

今回は、これらのメリットについて解説します。

目次

開発側のメリット

スピーディな開発

ノーコード開発における大きなメリットは、その開発スピードです。従来コードを書いていたものを、ドラッグ&ドロップで設置できてしまいます。

ボタンをはじめ、マップやチェックリスト、更にはログイン/新規登録フォームもワンクリックで実装できるツールもあります。

設計・デザインにより工数を割ける

アプリやホームページ制作は、プログラミングをして開発するだけではありません。その前後では設計・デザイン・テストなどといった作業が発生します。

ノーコードツールを使うと、開発時間が短縮される分、これらの作業により工数を割くことができます。

また、マーケティングや営業など、ビジネスサイドに割く工数も確保しやすくなります。

学習コストの大幅削減

コードを書く場合、書き方やその意味、関数など覚えることが多く複雑なので、学習コストが高いです。

参考書を読んだりメンターをつけたり、スクールに通ったりするのが一般的で、時間もお金もかかります。

もちろんその分、多くのことができるようになりますが、初学者にとっては挫折の要因になります。

ノーコードの場合、上記の煩雑な学習は省略することができるので、学習コストが低下します。

よりすぐに開発できるようになり、その他のWeb周りの学習へ進むことができます。

デザイン初心者でもいい感じの見た目を作れる

デザイン周りの知識が足りていない場合、見た目の整え方が分からず作れなくなることが多いです。

しかし大半のノーコードツールには、デザイン済みのテンプレートが用意されています。

これを活用することで、知識がなくてもキレイな見た目のアプリやサイトを作ることができます。

エラーで悩む箇所が少ない

コードを書いた場合、スペルミスや文法ミスによるエラーが出てしまうのは、よくあることです。

ノーコードの場合はスペルミスの概念が無いので、これらのエラーから解放されます。

ただし、処理順序のミスによるエラーなどは発生しうるので、こちらはエラー修正が必要です。

サーバー・データベース周りもツール内で管理できる

通常サーバーやデータベースについては、開発ツールと別途契約し、接続しています。

ノーコードツールの場合、これらをツール内で設定できることが多いです。

煩雑な設定やエラーがないので、開発の難易度が下がります。

またツールによっては、ツール内からサーバやデータベースの拡張を行えます。

技術が民主化し、開発のハードルが下がる

これまでアプリやホームページといえば、専門知識を持つエンジニアが開発するものでした。

これがノーコードによって、初学者でも低コストで開発できるようになります。

非エンジニアでもアプリを作って生活を便利にしたり、社内ツールを作ったり、起業したりが容易になります。

開発技術が民主化し、サービスの発展が促進されることで、より便利な社会になるでしょう。

発注側のメリット

納期が短い

制作期間が短いため、納期は大幅に短縮することができます。筆者がbubbleで開発した下記案件は、1ヶ月で納品しました。

note(ノート)
bubble開発案件が完了!不動産業界のDX事例を紹介します!|Apoto | Syuntaro Kane 先月9月から、bubbleでの開発案件をスタートしており ちょうど1ヶ月で納品完了・リリースまで行いました。 日本国内ではまだまだ事例の少ないbubble開発案件。 どんなアプ...

ただし、要件定義・設計・デザイン・テストなど制作以外の工程は短縮されないので、その点の理解は必要です。

イメージが形になりやすい

ノーコードツールは視覚的に構築していく(ビジュアルプログラミング)なので、イメージを形に落とし込みやすいです。

オブジェクトの配置だけなら容易なので、発注側で見た目だけ作り、データベースや処理部分をエンジニアに依頼する方法も可能です。

互いにイメージの共有がしやすく、より理想的なアプリとなります。

イメージを確認しながら進めやすい

ノーコードツールで作ったアプリやホームページは、プレビュー機能ですぐに動きを確認することができます。

全体が完成していなくても見ることができるので、要点で動きや見た目を確認しながら、開発者へ指示することができます。

不用意に機能が膨らまないよう、要件定義などで範囲を決めておくことが重要です。

運用コスト0円〜開始できる

制作し公開後は、運用コストが必要です。主にドメイン維持費、サーバー使用料、データベース使用料などがあります。

ノーコードツールの多くは無料プランが用意されており、その範囲内でも十分動くものを制作し公開することができます。

無料から手軽に公開し、使用してもらうことができます。

無料版の制約についてはほぼ必ずあるので、その点だけ確認しておきましょう。

スタートアップや新規事業部とは特に相性が良い

ノーコード開発のスピード感と低コストは、スタートアップや新規事業部と相性が良いです。

まずはMVP(最小限機能のアプリ)を作って運用する際に、ノーコードはとても適しています。

コードでの開発と比べ、より素早くPDCAサイクルを回して運用することができるでしょう。

サービスがバズる可能性

日経新聞やNewsPicksなど各メディアにも取り上げられ、「ノーコード」という言葉は注目され始めています。

ノーコード博士が開発し株式会社For A-careerが買収した「SPOTTO」は、国内初となるノーコードアプリ買収案件として大きな話題となりました。https://tokyofreelance.jp/nocode-interview/

ノーコードの話題性に乗ることで、最初のマーケティングを大々的に行うことができる可能性があります。

まとめ

ノーコードでよく言われるメリットは開発スピードについてが多いですが、本記事でそれ以外のメリットも知っていただけたのではないでしょうか。

ファウンダーズ株式会社では、ノーコード開発の受託や、開発サポートの依頼を承っています。ノーコード開発に興味のある方、手軽に新しくアプリやホームページが欲しい方は、ぜひご相談ください。

お問合せはコチラから。

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